2019年12月11日

京都市が観光対策でAIを活用

 11月末日、日帰りで京都に出かけました。お目当ては「もみじのトンネル」。

叡山電鉄の一部区間約250mで、もみじの木々が重なって見事な景色を見せてくれる名所です。夏は青もみじ、秋は紅葉が沿線を彩り、夜はライトアップもされると聞いて出かけましたが、ちょっと時期が遅かったようで、散り紅葉のやや寂しげな景色でした。

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 このほか、いま注目の紅葉名所は岩倉・実相院門跡や比叡山ふもとの瑠璃光院でしょう。磨き込まれた漆黒の床板に映る紅葉が、もうため息が漏れる美しさです。直接見る紅葉だけではなく、映り込む景色、窓枠で切り取る景色など、視点を変えた楽しみ方はいかにも日本的で、京都に来てよかった……、そう思える瞬間です。


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 ところが、この風情が昨今のオーバーツーリズムで楽しむどころではなくなってきています。特に春の桜、秋の紅葉、そして祇園祭や五山の送り火の時期などは、京都市内はどこもかしこも観光客であふれかえっています。

 「週末なんか出かけられませんわ」、そうつぶやく地元の方々もいるほど。人口約1500万人の京都に押し寄せる観光客は年間5000万人を超えていて、このままだとパンク寸前です。

 そこで京都市と観光協会が打ち出したのが、AIを活用した新機能です。

「市民生活と調和した持続可能な観光都市」推進を目指して特設チームを設置、観光地や市バスの混雑対策や観光客のマナー対策の強化を始めました。

 観光地の混雑対策では、スマートフォンの位置情報などビッグデータをもとにAIを活用して、快適に観光できる度合(観光快適度)を予測、オフィシャルサイトで人気スポットの快適度を時間帯別に表示し、オススメのコースを紹介しています。(京都観光Navi https://ja.kyoto.travel/comfort/

 また市バスの混雑については、外国人向けのフリーパスの利用可能機関を増やすことで緩和を図っていきます。

 マナー対策については、ゴミのポイ捨て禁止などのステッカーや動画の配布を進めているそうですが、昨今は外国人だけでなく、我々日本人も見直しが必要ですね。

 おもてなしは快適に過ごしてもらってこそ! 市民と観光客両者の快適が伴わなければ持続はできません。

 これは京都や東京だけでなく、全国のインバウンド対策で言えること。2020年夏に向かって、官民一体となった京都の取組みを参考にすべきでしょう。


11月のON
12月は職場のハラスメント撲滅月間です

 厚生労働省では、12月を「職場のハラスメント撲滅月間」と定めて、ポスターの掲示や俳優・中尾彬さんを起用した動画の配信など広報、啓発活動を展開しています。今月10日には東京ビッグサイトでシンポジウムも開催されます。
 忘年会シーズンに入って、飲み会の機会も多くなりますが、今や無礼講は通用しないどころか、「そんなつもりじゃなかった」という言い訳も通りません。
 セクハラ、パワハラ、モラハラについての社内広報や教育は進んでいますか? 問題が起こる前に、いま一度、職場風土を見直しましょう。弊社ではハラスメント、アンガーマネジメントについての研修プログラムも取り揃えております。ご心配があれば、お気軽にお問合せください。



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posted by 古谷 治子 at 10:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする