仕事がもたらすものとは?!
この春から改めてTwitterをスタート、『古谷治子3.0@風の時代の働き方』というネームで日々のメッセージを発信しています。
SNSが不得手な古谷が考えたのは、記念日をフックにすること。カレンダーを見ると365日、必ず何かの日として制定されています。そこで「今日は〇〇の日」をフックに、悩める人々をサポートする声を発信することにしました。
パワフルに見られがちな古谷ですが、度々「これでいいのか」と不安も感じています。ましてや先が見えないコロナ時代、30代、40代の節目にある女性はもっとモヤモヤしているだろう。そんな方々が1歩踏み出すきっかけになるようなつぶやきになればと思います。
さて、4月16日は「ボーイズ・ビー・アンビシャス・デー」。札幌農学校で教鞭を執っていたクラーク博士が、「少年達よ、この私のように大きな志を抱け」という言葉を残して北海道を去りました。その精神は北海道水産業の第一人者となった伊藤一隆や教育者の新渡戸稲造らに引き継がれました。
大志を抱きにくい世の中ですが、古谷の仕事人生も波乱から始まりました。
今では考えられないセクハラトークで、勤めていた会社を辞め、転職活動では「今までの会社の看板なんて関係ない、君自身は何ができるの?」と、20社以上からふられ続けました。
そこから派遣業のかたわらビジネスマナーを学び、マナー指導者のスキルを身につけていったのです。
振り返ってみれば、仕事を通して技術を磨き、人脈を得て、可能性を開く扉を見つけてきました。つまり仕事とは、収入を得る手段だけではなく、チャンスの塊であったわけです。
成長のチャンス、感動のチャンス、様々な人や出来事に出逢う触発のチャンス、そして次の行動を起こすためのチャンス、そして社会に貢献するチャンスなどなど。人によっては財をなすチャンスにもなるでしょう。
そこに何を孕んでいるかは、はっきりとは見えませんが、
仕事を単純な作業とするか、次なる何かを生み出す機会にするかは、その人次第です。
大志は見えなくても、一日一つ、楽しいことや、今日はこれができたという自分なりの結果を見つけ、日々の自分に満足を与えていけば、必ず明日の目標が生まれていきます。
新入社員のみなさんも、今は何も見えない毎日でしょう。
しかし、必ず「自分にできること」を発見できるようになります。そのきっかけを提供するのが、人事や教育担当であり、そのサポートをするのが私たち研修会社の役割です。
仕事をつまらなくするのも面白くするのもその人次第、その変革を小さなつぶやきで変えていきたいと、大きな志を抱いています。
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物見遊山に心を馳せて
最近のお気に入りは、この「遊山箱」。徳島の伝統工芸品で、三段のお重が入った小さな箱には様々な絵柄が描かれています。かつてはひな祭りのころ、子供たちはお重におむすびや煮物、おやつを詰めて、野山に遊びに出かけたそうです。
『物見遊山』という言葉があるように、農業の始動を控えたこの頃、子供が野山に出かけて楽しく遊ぶことで、田の神さまやご先祖様が里山に降りて来られるという言い伝えがあったとか。春の遠足もここから生まれたのかもしれませんね。お弁当を持っての物見遊山は大切な行事でもあったわけです。