2021年07月26日

フルヤハルコ 女性社長のONとOFF vol.51

重要なのは巻き込む力、巻き込まれる力


 7月21日、九州生産性本部の女性リーダー養成講座で登壇しました。

 リーダーになれる自信をどうつけるのか。

 あと一歩踏み出すきっかけを探るリーダー候補の皆さんと直にお会いし、講義の中でみるみる変わっていく表情に大きな刺激をいただきました。


 企業社会では35歳以上になると当然、プロジェクトを動かすスタンスが求められます。年齢、経験、スキルや人脈、そして自分がどうなっていきたいかという未来への意識、これらを見極め、進路を考えるのがキャリアデザインです。

 けれど、ジェンダーギャップ 指数が156か国中120位の日本では、女性たちはリーダーに尻込みしがち。自信よりも、不安が優ってしまうのです。


 それなら逆に不安を活かす。「私なんて」という自信のなさを「巻き込み力」、「巻き込まれ力」に変えてみてはいかがでしょうか。


 「パーフェクトにこなす」=「仕事ができる人」だと勘違いしがちですが、個の力には限界があります。ましてやいまは多様化の時代、周囲の状況に柔軟に対応する力が求められています。

 万能でないからこそ、周囲に協力を求め、また周りのヘルプにも敏感に対応する。そして、チームとして目標に向かっていく。

 働き方改革が求められる今こそ、それぞれの得意、不得意を補い合ってチームとして成果をあげていくべきです。


 考えてみると、組織で人に貢献するのは当たり前のことですね。

 マイクロソフト社では助けた人も、助けられた人もwin-winになるよう巻き込み、巻き込まれるという周囲への貢献度が人事評価の対象となっています。


 自分一人で頑張りすぎて、窮地に陥ってからヘルプを出すのでは遅い。

 この「背負いすぎ」もサイレント鬱を生み出す原因の一つです。

 周りの協力を引き出す力、そして自分から柔軟に巻き込まれる、そのためには、互いの状況を知り、補い合う風土を作ることも大切です。

 例えば、仕事の進行を確認できるようスケジュールを公開したり、ときにはカレンダーツールを使って支障のない範囲でプライベートの予定を共有するのも一つの方法です。

 またコミュニケーションツールを積極的に活用するのもいいでしょう。


 生きていて辛いのは迷うこと。迷って身動きできないと感じるからこそ、一旦深呼吸を。そして周囲に目を向けましょう。

 巻き込み、巻き込まれていく。

 これは自分を解放し、楽にしてくれる力でもあります。



OFF

観戦も「行けないこと」を逆手に取る


あっという間に東京オリンピックが始まりました。コロナ禍で多くの競技が無観客ですが、その分、映像の進化を大いに楽しむチャンスです。

 例えばサッカーでは360度カメラで多方向から選手の様子が捉えられたり、ボート競技などではドローンで上空から撮影された映像が楽しめるとか。陸上や競泳では加速度が測定され画面表示されるなど、熱戦とともにテクノロジーの進化を体感できるそうです。ワクワクしますね。まさにおこもりの今だからこそ楽しめるオリンピックになっています。

 4月からキックボクシングを始めて少し筋肉が付いてきたこともあり、これまでよりも実感を持って応援できそう。選手にとっては大変なことだらけですが、ガンバレ、ニッポン!



ジェンダーギャップをなくしてみんながイキイキと働ける職場に!

『社員の意識改革と指導術』 ワンポイントアドバイス

誰もが長く活躍・成長し続けられる そんな環境づくりのポイントとは?

※通常、半日〜1日研修のエッセンスを凝縮してお伝えします。


◆日 時:2021年7月29日(木) 13:00〜14:00

◆受講料:1名様 3,300円(税込)

◆場 所:インターネット環境のある場所でご視聴ください

◆講 師:古谷 治子

▼お申込みはこちらから  

https://www.ma-support.co.jp/open_lecture/gender-management20210729/

posted by 古谷 治子 at 14:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月12日

フルヤハルコ 女性社長のONとOFF vol.50

『時代の変わり目は、キャリアデザインの好機である』

 6月に開講したビジネスマナーインストラクター養成講座、お陰様でご好評をいただき、現在講義の様子をHPにてご紹介しております。

 当日は企業の人事の方々を中心に、現役講師の方々もご参加いただき、スキルアップへの意欲がダイレクトに伝わってきました。


 やはり時代の変化は不安、仕事でも武器となるスキルを身につけたいと思うものです。

 キャリアとは日々の仕事の役割や成果の蓄積ですが、分解して考えると、根底には自らのマインド(価値観や動機)があり、その上に日頃の行動や習慣が積み重なって、さらに武器となる知識や経験、資格や人脈が重なることで形成されていきます。

 もちろん、そこには自分がどうなりたいか、目標や志となる中心軸が必要です。

 ところがキャリアについて考えるとき、女性はとかく「私にもできるだろうか」と尻込みしがち。そこで、今回はインストラクターの素養を見ていきたいと思います。


 まずは人と心置きなく話せる社交性。「人と接することが嫌いではない」という程度なら十分です。

 また、忍耐力も必要です。指導とは10を話して「1」が伝わると言っても過言ではないくらい。伝わりにくいことを前提に、努力や工夫をする心がけが必要です。

 次に、判断基準を明確に伝えられること。良し悪しの基準がインプットされていないと的確な指導ができませんが、これは学習や経験で補えます。

 加えて、受講生の意欲や疑問を察知する力も必要ですが、 これは傾聴を心がけることで伸ばしていけます。

もちろん心身の健康も重要ですが、何より大切なのは、人材育成に対する熱意や情熱です。

 人の力になりたい、という気持ちさえあれば、ほかの要素やスキルはどんどん磨いていけるでしょう。


 こう考えると、ビジネスマナーインストラクターは間口の広い職業です。まして、今の社会環境を考えると、企業や看板だけに頼ってもいられず、個でいかに変化の波に乗っていけるか、売りとなるスキルがあれば自信を持って荒波にも挑んでいけます。

ビジネスマナーインストラクター養成講座は8月も実施予定。

とくにこの夏は秘書の団体ともコラボレーションして、秘書スキルを活かしたビジネスマナーインストラクター養成講座も企画進行中です。

 社会が変わるときは、とにかく動くこと。不安だからと止まっていては、ますます気持ちが焦ります。どうか皆さん、現状打開はアクティブに。

ステイホームの中でも、

@マインド

A行動・習慣

B知識や経験 

を洗い出して、自ら進むべき道を開拓していきましょう。




OFF

『ステイホームで美味しいゴハン研究中』

 

タイガーさんの炊飯器を買いました。贔屓の海老蔵親子のCMにまんまとつられまして()。「えっ!」と思う金額ですが、ステイホームで誰もがお家ご飯のグレードアップを考えているのか、日経MJ2021上半期ヒットランキングに入るほど売れているそうです。

 内側はどっしり厚みある土鍋、高火力と遠赤外線効果で1合のお米でも細かい泡立ちでふっくら炊けるのが売りだそうです。その名も「ご泡火(ほうび)炊き」。

土鍋のようにおこげもできます。

 買ったからにはと、今、全国各地のお米を少量ずつ取り寄せ、朝5時起きで違いを研究中です。

 新米の頃には、お気に入りの一つを見極めたいと思います。



【集合型研修】8月コース開催 インストラクター養成講座 「新人研修・ビジネスマナー」指導コース 2日間

https://www.ma-support.co.jp/open_lecture/instructor-basic20210612/

posted by 古谷 治子 at 17:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする