【古谷が答えます】
営業配属、その意味とは?
Z世代はどんなことに悩んでいるのか?
この連載では皆さんの悩みにこたえつつ、世代間のギャップ解消法を探っていきます。
今回は入社1年目、誰もが知る飲料メーカー・営業の男性からのお悩みです。
「第一希望で入った上場企業、営業で成績あげて、と思っていたのに、実際の仕事は自販機の商品補充。暑いしきつい。思っていた仕事と違いすぎて……」。
N大卒の体育会系、やる気を生かせる場がないのは鬱々しますね。
企業が新人を営業に配属するには、大きな意味があります。
商品知識を得る、セールスルートを知る、業務フローを知る、コミュニケーションを磨くなど、
すべて営業に集約されていると言って良い。営業を通して、仕事と社会を学ぶわけです。
入社1、2年は蓄積のとき、貯めたものが花開くのはその先です。今日対応した業務、そこに込めた思いが積み重なってキャリアを作ります。
これまで、自販機を周って、何か工夫をしましたか? 効率よいルートを見つける、店舗の人に声がけする、自販機周りのゴミを拾うなど、小さな課題は探せばきっとある。人がやらない工夫を見つけ出し、まずは自分で自分を褒めましょう。すると必ず、褒められる日が来る。新たなステージもやって来ます。
いざという時は急に来るもの。まだまだいくらでも吸収できるフレッシュな頭に知識と工夫を重ねていけば、ため息が明日へのやる気に変わります。
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