あなたの仕事の意義って何?
社会の役に立つことがしたいんです!
Z世代と食事すると度々聞くこの言葉、今の20~30代は古谷の若い頃と比べて社会貢献意識が高いですね。
SDGSの影響もあるのでしょう。役に立っている実感が欲しいのか。承認欲求が高く、「いいね」で存在感を実感する世代です。
裏を返せば、役に立たない仕事には意義を感じないしやりたくない。
「これって何か意味あるんですか」と、部下に言われてギョッとしたという管理職もいましたが、上司にしてみれば理屈っぽくて面倒。地道に実績を重ねて管理職に至った世代からするとギャップを感じるのは当然です。
しかし、これは価値観の違いです。
有望な人材に、「意味がない」と判断されて会社を去られる前に、“何をするか”、だけでなく“何故やるのか”を伝えましょう。意識高い系の部下にはことさら意識して、
「WHAT」「HOW」+「WHY」
その仕事がチームに、そして組織にどんな役に立っているのかと話してください。大切なのは、相手は部下であれ、相手の思いを鑑みること、そしてコミュニケーションをとること。世代の違いを心得て、部下のやる気を引き出す方が結果的に自分も楽になります。
古谷自身、昨年からZ世代とあえて交流を図ってやっとつかめた実感です。
20〜30代とは分かり合えない……と感じた管理職の皆さま
古谷治子の仕事塾 部下指導の鉄則をご参考ください。