2009年09月04日

クレーム対応研修で、松阪へ行って来ました

9月に入り、すっかり秋らしくなってきましたね。
ビルの谷間に吹く風も心地よい涼しさです。

私は先週、ある銀行のクレーム対応研修のため、三重県松阪市に行ってきました。

     
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流通業、サービス業とならび、金融業でもクレーム対応研修は人気が高い研修メニューのひとつです。

以前、銀行向けに「30分でわかるクレーム対応ノート」という本を執筆したこともあり、全国の銀行から多数オファーをいただきます。
お客さまからのクレームは企業に対する「問題提起」です。
問題提起に対する対応がまずいと、クレームは苦情になり、トラブルに発展します。

9月1日に消費者庁が設置され、ますます消費者の権利保護意識が高まる中、企業には「真の消費者視点」に立った対応が求められます。
金融業だけでなく、あらゆる業種において、現場の一人ひとりが「クレームはお客様からの問題提起」という意識を持ち、クレーム対応力強化に取り組むことが必要です。

さて、仕事の話はここまで。

話はがらりと変わりますが、松阪と聞いて思い浮かぶのは松阪牛です。
美味しいものには目が無い私。
やはり本場の味を確かめておかなくては、と地元のお店に行ってきました。

     
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松阪牛は、言わずと知れた高級和牛の代表格。きめ細かく美しい霜降りが入った柔らかな肉質と、甘味のある風味が特徴です。

血行を促進し、まんべんなく皮下脂肪をつけるため、子牛のころから、マッサージは欠かせない作業なのだとか。また成長後も食欲増進のためにビールを飲ませたり、美しい毛並みを保つために焼酎でマッサージしたりと、とにかく飼育に手がかかるのだそうです。
そういう手間ひまをかけてこそ、この味が出来上がるのです。

畜産農家の方々に感謝しつつ、松阪牛の美味しさを堪能して来たのでした。
posted by 古谷 治子 at 15:21| Comment(0) | TrackBack(0) | クレーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする