2019年06月03日

ガンツウ の費用対効果は?!

 みなさま、こんにちは。今回からブログを一新! これまでは「社長の現場」と題して、社長の仕事アレコレを綴ってきました。これからはONOFF、両方で得た刺激や情報をもとに、女性経営者としての様々な思いを発信します。


 第一回はオフでの話。クルーズ旅行の静かなブームに乗って、GWに話題の瀬戸内クルーズを体験してきました。

 2017年から就航する『ガンツウ 』。19の客室すべてがテラス付スイート、2泊以上で瀬戸内を回り、最低料金は一人40万円と破格ながら、予約は3ヵ月先まで満席だとか。

 私は主人と共に、2泊3日で宮島などをめぐる西回りコースに参加しました。

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 ガンツウ のコンセプトは、「せとうちに浮かぶ小さな宿」。11種類もの木が使われた船内は、船とは思えないウッディな和空間で、部屋のテラスには海を眺めながら入れる檜の露天風呂がついています。

 オールインクルーシブの食事は東京の星付レストランが監修し、夕食は海の幸を中心に素材がずらり、「お好きなものをお好きなように」料理してくれます。朝は野菜や果物がカラフルに並び、ラウンジでは目の前で作られる和菓子とお茶を、バーや縁側のようなデッキではいつでも好きなお酒をオーダーできます。

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 小さなジムや大浴場、「彫刻リンパ」と呼ばれるオリジナルのマッサージもありますが、船での時間は静かに、静かに過ぎていきました。

 初日はうかれてワインを飲み過ぎてしまい、2日目は飲めず(笑)。船から見えるのは穏やかな内海の島々、夕暮れの後はライトアップされた橋が美しく光っていました。

 豪華客船にありがちなエンタメも、趣向を凝らしたアクティビティもなし。朝は小島に上陸して散歩、時には漁やお祭りの見学など船外体験もあるようですが、ただのんびりゆったりと。

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 この優雅さこそ大人の贅沢なのでしょうが、いつも動き回っている私は少々退屈してしまい、気つけばマンウォッチングへ(笑)。

 お客はすべてカップルで、熟年夫婦かIT関係らしき経営者と若い女性。会話しているのは熟年カップルで、若い方たちは、話すどころかいつもスマホを見ている・・・。Twitterかインスタで、ガンツウ の旅を発信中? これで本当に40万〜100万円分を楽しめているのでしょうか。


 自然素材のインテリアや地元作家の逸品を揃えたショップ、島の日常を体験する感度の高いクルーズは、新たな形の地方活性と言えるでしょう。

 また、瀬戸内は外国人客にも人気が高いようで、インバウンド効果も期待されているとか。昨秋の中国地方へのクルーズ船の寄港は前年比の6割増とのデータもあり、ガンツウ が寄与しているとも言われます。

 ただし、このスモールラグジュアリーを楽しめるのは、かなりの旅の上級者でしょう。

 私たち夫婦はといえば、一度で満足。長かった連休の目玉にはなりました。



5月のON
造幣局で新人さん向けに講演
 本年度入局の新人さんに向けて、最後の新人研修。社会人生活で迷うことのないよう、「心が折れないため鉄則」をお話しました。
 造幣局は独立行政法人で、今年の入局は工場勤務、事務職、総合職を合わせて25名。公的機関でありながら、仕事は一般流通の貨幣製造を中心に、勲章や金属工芸品の製造、研究開発や販売、海外業務と多岐に渡ります。育児サポートなど女性活躍も推進中だそうです。
posted by 古谷 治子 at 10:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月16日

離職防止には自信のタネを蒔くこと

 マネジメントサポートでは、毎年新人が挑戦する恒例イベントがあります。

 それは、「入社2週間めのマネサポ・プレゼン」。

 先輩社員が取り囲むなか、ほやほやの新人がマネサポの事業や商品について約10分、ノー原稿でプレゼンテーションするのです。

 今年は、女性2人が挑戦。前日、「原稿なしなんて無理です」と、能面のような顔で引きつっていたのが、女は度胸があるのか、就活トレーニングの成果なのか、先輩たちの「笑顔がないよ」「お腹から声出してー」とのツッコミに負けず、しっかり笑顔でやって見せたのでした。いやぁ、大したものです。


 毎年このプレゼン大会をやっているのは、“最初の自信”をつけさせたいから。入社2週間の新入社員なんてお客さんのようなもので、できることなどありませんが、そんな状態で数ヵ月が経つと、「自分はここで何をしているんだろうか」と、不安が生じてきます。そのまま、成果・成長が実感できないでいると、「ここは自分にあっていないのかも」と、考え始めるのです。


 成長とは、できないことができるようになる技術的な進歩だけではなく、自信がつく、意義を見出すなど精神的な実感も大きなポイント、この2つの相互作用が次なる成長を促していきます。

 自分の立ち位置が見えにくい1年目は、小さなことでもいいので、分かりやすい手応えを本人に実感させてあげるのがポイントです。

 そのためには、指導する側が、仕事の目的を伝え、具体的な指示出しをすること。そして、必ず報連相を徹底させること。経緯や自分の意見を交えた報連相ができれば、自分の立ち位置も見えてくるはずです。

 生真面目で失敗を怖がる今どきの新人は、質問の声がけをするのにも躊躇するのだとか。そんな小さなことでめげないよう、手間はかかっても周囲のサポートが必要です。

 また、3ヵ月、6ヵ月、9ヵ月と段階を追って評価しながら、常に仕事の基本に立ち返ることも大事です。

 成長には時間がかかるもの。これからの人材を、人財に変えるために、きめ細かくフォローしていきたいものです。





posted by 古谷 治子 at 17:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月09日

人間がAIより得意なことってなんだ?

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 怒涛の4月、そして大型連休が終わりました。

 今年もたくさんの新人導入研修を担当させていただきましたが、大手Y新聞様の記者研修の朝、気になるニュースを目にしました。

 それはAI記者のこと。北欧ではロボットジャーナリズム が活況で、スウェーデンのある新聞社では3割の記事をAIが担当しているとか。

 「なんてタイムリー!」と、早速、研修の冒頭でお話ししましたが、新人記者さんたちはさぞドキッとされたことでしょう。

 AIなら株価や天候などデータを扱う記事はお手のもの。すでに世界的な通信社ではAI記者が活躍しています。人間ならデータを集めて調べて書く記事も、AIなら数十秒で完成させます。過去100年の数字を遡るのも一瞬、システムの設定が正しければ、人間のようにミスはしません。

 私のように「あれ、このメモ、何だっけ? この数字は?」などと、慌てたり落ち込むこともないのです(笑)。

 ジャーナリズムに限らず、いずれ労働人口の49%がAIに置き換わると言われています。正確さとスピードでは人間はAIに勝てませんが、もちろん、AIにも得意不得意はあります。それは何か?

 AI研究のトップランナー・松尾豊氏によると、今のAIはデータからの学習は得意で、言語の理解や総合的な判断が不得意。つまり、会話が含む意味内容を理解しながら会話を進めたり常識にもとづいた提案などはできないのだとか。

 人間がAIに負けない点を探すとしたら創造力でしょう。クリエイティビティというと大仰に聞こえますが、例えば弊社なら、研修プログラムにおいて、昨今の業界動向はもちろん、教育・人事のご担当者様、そして研修を受ける側、両方の感情や思考も考えながら、カリキュラムに工夫を加えていきます。これも一つのクリエイティビティです。

 相手の感情や背景を推し量り、工夫を加えていくのは人間の偉大な能力です。こんなことを考えて、連休中は十数年前に学んだ「EQ」の書籍を再び見直しておりました。EQとは「エモーショナル・インテリジェンス」、情動の知能指数のこと。アメリカでは見直されつつあるテーマだそうです。

 AT化は否が応でも進んでいく。それなら、いかに楽しんで共存するか、AIのことを学びつつ、環境変化に負けないようにEQ指数を高めていくべきでしょう。ちょうど五月は爽やかな季節、いろんな刺激を受ければ、EQの指数を上げていこう! そんなことも思いながら今月は積極的に外に出かける予定です。

posted by 古谷 治子 at 11:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする