2018年09月07日

インクルージョンを創り出せ!

都内企業の女性管理職比率が8.6%と、なかなか上昇しきれずにいる昨今、某大手外資カーディーラーの研修で登壇し、生き生きと輝く女性スタッフの姿を目の当たりにしてきました。
ハリウッド映画とのコラボ、本社ショールームにはコンセプトカフェを併設するなど、ブランド戦略でも話題をふりまいているこのW社。
トップを筆頭に多国籍社員が活躍し、当たり前ながら社内公用語は英語、当日はセールス担当への研修でしたが、そこにも女性の姿が目立ちます。
トップのスピーチを同時通訳してくれるのも女性、その機転の利かせ方、判断力は見事でした。トップにも臆することなく質問を切り出していくのは海外経験が豊富なのか、日本の女性も「前に出る姿勢」を学ぶべきだと痛感しました。

このカーディーラーと同様に、大手ベッドメーカーのF社も女性活躍を積極的に推進しています。介護ベッドの開発、セールスに女性の声を取り入れ、男性中心だった社風を一新して勢い良く成長しています。
進んでいるように見えて、まだまだ歩みが遅い女性活躍ですが、両社に共通するのは、女性が持つインストラクションの力、顧客へのケアなど女性の感性を活かせる場所を発掘し、登用をすすめていること。
そして、その活躍を内外にうまくアピールしていることでしょう。
ダイバーシティも女性活躍も、効果の程を実感できなければ、進むものも進みません。つまり、女性の活躍を社外にうまく見せることで、「なるほど、女性の登用にはこんな方法があるのか」と、社内の人間も実感できるのです。
この「実感」、「手応え」が、女性活躍推進には欠かせないものです。
現代において最強のチームは「男女、年代、国籍の混合編成」です。
弊社はダイバーシティ経営のセミナーにおいて、「インクルージョン」の推進を強調しておりますが、すべての社員がそれぞれの能力を活かせる機会を見つけ、輝かせてこそ、この編成チームが生きるのです。
管理職が考えるべきは、このインクルージョンをいかに生み出すか、それぞれにどうチャンスの場を与えるか、です。
W社然り、F社然り、さまざまなセミナーの場で、日々「学びの機会」を与えられて感謝しております。この学びを、また登壇の場で皆さんに受け継ぎたいと考えています。

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posted by 古谷 治子 at 12:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月13日

守破離〜モチベーションの向上

酷暑お見舞い申し上げます。
先月の歌舞伎座百三十年、『七月大歌舞伎』には大変な刺激を受けました。
贔屓の市川海老蔵が昼夜出演、夜の部は歌舞伎座初登場の『源氏物語』でした。

この演目は、九世・海老蔵が世に送り出し、十世・海老蔵がつなげ、今の海老蔵さんが大きく変化させている團十郎家・継承の舞台です。
4年前の初演から観ていますが、今回の驚きといったら!

オープニングは、プロジェクションマッピング!
ここ、歌舞伎座ですよね、なに? なにが始まるの? 
緞帳に映されたさくら吹雪、一転して美しい竹林に変わったかと思ったら、めくるめく平安絵巻へ。一気に千年の時を超えて、客席を平安世界へと誘っていきます。
さぁ、海老様登場かと思いきや、次はオペラ!
カウンターテナーとテノールの外国人オペラ歌手が、精霊となって源氏の闇と光を歌います。
続く歌舞伎では、祖父をもしのぐ艶姿で海老蔵が登場、幼き光の君は勸玄くん!
が、これで終わりではありません。
最後はお能の要素を取り入れ、舞踊あり、宙乗りあり。
スペクタクルの連続で源氏の心を描く、一大エンターテインメントでした。
異例のカーテンコールもあり、帰途についても興奮が続いていました。

歌舞伎という伝統の世界にも、完成形はありません。
原理原則をベースに、いかに挑戦をおりまぜ、お馴染みだけではない新たな客層を取り組んでいくか、これがまさに伝統の現在!
成田屋の「守破離」です。

守:伝統の型を守り、破:他流派の良きものを取り入れ、離:独自の新しいものを生み出していく。
このチャレンジはビジネスの世界にも大いに学ぶべきものがありました。
感性トレーニングには本物を見ること、心を磨くことにお金を使うこと。
海老蔵渾身の舞台に、暑さも忘れて刺激を受けました。

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posted by 古谷 治子 at 10:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月26日

サッカー型人財は、5年目までに育てろ


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想定外が続いたサッカーワールドカップは、フランスの見事な勝利で幕を閉じました。 
激闘をありがとう! ニッポン代表!
闘いは深夜でしたが、企業の組織図を見るようで、ギンギンに目が冴えました。

いまの時代、社会で生き残るのは、『サッカー型人財』です。
攻めていたかと思うと、瞬時に守りに変わる。ディフェンダーだって、チャンスと見たらシュートを蹴る。 
自ら燃えて、自ら走る、まさに『自燃自走型人財』です。
 
反対に、チャンス(=仕事)は降ってくるものと思い込んでいるのは、『他動型人材』。「マニュアルはないんですか?」「聞いてないので」と言うタイプ。
あるいは、他者の力がないと火がつかない『可燃型人材』。
「褒められて育つので」「これじゃモチベーションがあがらない」などと口にします。
監督の指示を待ち、キャッチャーのサインで投げる、「野球型人材」と言ってもいいかもしれません。
人財育成にお悩みの企業様に聞くと、これらのタイプが多いのです。

激変の世の中、待機だけでは進化はのぞめない。 
スキルを持った『自燃自走型人財』がチャンスを見つけて攻め込んでいく。
この連携によって、組織が燃え上がるのです。

6月には、『自燃自走型人財』育成についての無料セミナーを開催しました。
ポイントは組織風土。そしてスキルの習得。
スキルは「ここぞ」というとき、前に出る自信にもつながります。

今期、約400クラスの新人研修を担当させていただいたマネサポでは、今年の新人の行動傾向から人財育成のフォローアップをいたします。
「鉄は熱いうちに打て!」。自燃自走型人財は、5年目まで育成すべきです。

教育、マネジメントにお悩みの方、ぜひ一度ご相談くださいませ。

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posted by 古谷 治子 at 18:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする