2022年05月17日

フルヤハルコ 女性社長のONとOFF vol.60

上司に声をかける時どうしてますか?

新入社員の皆さん、
少しずつ仕事に慣れてきましたか?

これからは学生ではなく、組織人・企業人ですね。
会社という組織はたくさんの階層でできています。

会長→社長→取締役→部長→課長・・・新入社員
私たちは今スタートしたばかりの一番下です。

先輩 や上司に声をかけるのは、
勇気がいりますよね。

今日は研修でもお伝えしている
『ワンポイントアドバイス 』を
皆さんにお話します。


30年人材育成に全てを注いできた
プロフェッショナル古谷治子が教える
働き方、ビジネスの磨き方。

時に激しく、時に優しく、
豊富な体験談を交えてお伝えします。


仕事はみんなでするもの。
話しかけないと仕事は上手くいきません!

声をかける時はまず、上司の様子を確認。
忙しい時に話しかけてはいけません。

手が空いているかどうか見計らって
「今、お時間よろしいですか?」
「お話してもよろしいですか?」

最低でも「失礼いたします」と声をかけてから、
話を続けましょう。
posted by 古谷 治子 at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月15日

フルヤハルコ 女性社長のONとOFF vol.59

仕事の流儀をワンランクアップする


 古谷のライフワークでもあるインストラクター養成講座、 11月に開催したクラスには、地銀の研修講師や秘書業務のノウハウを配信するサイト“Hisholio”からの方など、ビジネスマナーの熟練者が学びに来られました。


 コロナの長期化で苦しい時代、銀行は低金利の長期化で収益が細り、地域に目指した地銀はおろかメガバンクまでもが店舗削減、人員削減に踏み切ってスリム化を進めています

 各銀行では生き残りをかけて独自のノウハウを活かした附帯ビジネスを起動させていますが、中でもH銀行は平成30年に人材育成部門を別法人化しビジネス教育の会社をスタート。人材育成のノウハウをIT教育、キャリア開発、ビジネスマナーを3本柱として教育サービスの提供を始められました。

 わたくしはH銀行さんとはお付き合いが長く、新会社立ち上げの頃からビジネスマナーにかかわるノウハウなどアドバイスさせていただいております。



 今回の講座にはそのマナー研修を担当されている30代の方々が参加してくださいましたが、いずれも志の高いこと!

 言葉の選択から所作までほぼ完璧、コミュニケーション能力も高く、研修講師として十分活躍できるレベルですが、講師として、教育事業の担当者としてさらなるレベルアップを目指したいとのことでご参加。その集中力はクラスの空気を変えるほどで、30年以上講座を続けている古谷も身が引き締まりました。


 クラス終了後にはご丁寧なメールもいただき、私も研修講師を目指していた30代の頃を思い出しました。
 マナーとは相手への思いをカタチにしたもの、また人と人をつなぐ窓口となるものです。ビジネスマナーは仕事を円滑に進めるサポートをしてくれるだけでなく、自らの仕事の流儀をワンランクアップして見せてくれるワザでもある。

企業イメージをつくるビジネス戦略の一つと言っても良いでしょう。

 ビジネスマナーの型を理解し身につけることで、相手の立場に立って考え、行動できる仕事人になることができる。30年以上変わらずビジネスマナー指導のオーダーがいただけるのも、ビジネスマナーは仕事の基本中の基本だからです。


 業務のIT推進で様々な仕事がAIにとって変わられていくなか、AIにできないスキルで自分に磨きをかけたい。

 例えば、ロボットにも接客はできますが、表情を読み取ってまで行動するのは難しい。特に日本人は目の動きによって感情を認識するようで、表情を読み、受け取った情報に合わせてマナーのスキルを発揮できれば、AIに負けない仕事人として自らをバージョンアップできます。


「売らない店」として最近話題の【b8ta】でも、要となるのはデータに加えて、店員のマナーとコミュニケーション力だとか。

 その話はまた次回に書こうと思いますが、年内もマネサポのオンライン講座で仕事のワザをランクアップさせる講座を開講いたします。

 何もやらなければ流されるままですが、学んだことには必ず自分の力になります。手軽なオンライン講座、「ウェビナーサプリ 」を上手にご活用ください。




新入社員研修に活用できる

マナーブックが完成しました!              


おかげさまでマネジメントサポートはこの秋30年の節目を迎え、記念のマナーブックが完成いたしました。

ちょうどいまは、来年春の新入社員研修に向けてプランニングする時期、お世話になっている企業の皆さまにご活用いただければと思います。

今回のマナーブックは「ニューノーマル時代のスタンダード」がテーマです。コロナ禍でテレワークが推進されるいま、世代間のギャップに加えてデジタルリテラシーのギャップも生じがち。社外とのやり取りはもちろん、誰もが心地よく働くことができる風土づくりに役立つ一冊にしました。ぜひご覧いただけると嬉しいです。




〜オンラインでいま必要な学びを届けます〜

ウェビナーサプリ

欲しいテーマがぎゅっと詰まった知識のサプリメント、
すきま時間にぜひご活用ください!

https://www.ma-support.co.jp/news/webinarsapuri-2021newnormal/


 

posted by 古谷 治子 at 19:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月24日

フルヤハルコ 女性社長のONとOFF vol.58

電話応対と【スナック キズツキ】

好評のオンライン講座『ウェビナーサプリ 』、先週は「電話応対強化研修」で想定以上のお申込みと反響をいただきました。

もう一つ、電話応対の教育が重要だと実感したのは、テレビ東京のドラマ『スナック キズツキ 』。原田知世さん扮する主人公が営むスナックにさまざまなお客様が訪れるのですが、第一回の放送ではコールセンターのオペレーターがやって来る。彼女はあるお客様との対応で疲れ傷ついているのですが、その応対シーンが驚くほど「あるある」でした。

 

 ごく一部だけ紹介すると、組み立て机の不具合でコールセンターに電話をかけてきたお客様は絶妙に痛いところを突いてきます。

「女性でもラクラク組み立てって書いてたのに嘘よね、苦労して組み立てても脚が合わないなんて」「そっちが不良品を送ってきたのに、梱包して送り返すの? ダンボールはもう捨てたけど」「じゃ、新しいのはいつ送ってくれるの?」


すぐに対応すると返答したものの、在庫表を確認すると、その商品は品切れでした。


 「送るって言っといて商品がないの? なんで? いつ入るの?」「発送日を約束できないってどういうこと? できるかできないか分からないの?」「あなた新人? 新人じゃないのに何も分からないって。もういい、上の人に代わって!」


イライラが募るお客様はどんどんたたみ掛けるのに、上司は、「うまくおさめてね〜」と電話を代わろうともしないのです。

 なんともセリフが巧い。脚本家はオペレーター経験者なのかと思うくらいよくある光景で、見ている私も「助けてあげたい」と手に汗ものでした。

 これは電話をかける側も受けた側も疲れ果ててしまうやりとりです。なぜか。

 ポイントは2つあって、まずは【FAQ】です。

 FAQとは「Frequently Asked Questions」の略で、電話応対で頻繁に聞かれる質問集、または模範解答を記したナレッジを指します。多くの企業で問い合わせの内容は7〜8割方決まっていて、どう対応して顧客満足につなげるのかが想定されている。そもそも、お客様相談室での対応はオペレーター個人の裁量に任せられるような簡単なものではないのです。

 ところが人員の入れ替わりが激しい、教育の時間がないなどの理由でFAQが浸透せず、情報が共有されていない。これではオペレーターも戸惑います。


もう1点は傾聴・質問・会話する力です。コミュニケーションの基本でもあるのに、教育が行き届かないお客様相談室では「A」について聞かれているのに「C」について延々と答える人が多い。これではお客様の怒りはすぐに沸点に到達します。昨今は電話がつながるまでに時間がかかるので、スタートからしてイラついているお客様が多いのです。


電話応対研修は創業当初からリクエストの多いテーマですが、人気ドラマの第一回に登場するほど今どきの課題になっているとは。

 コミュニケーションが希薄になり、対面や来店よりオンラインになったいまだからこそ、改めて、電話応対の強化が求められていると痛感しました。 

 今後、春の新人研修はもちろん、手軽にご参加いただける『ウェビナーサプリ』でも電話応対マナーを強化してまいります。

 指導者の皆さま、どうぞホームページをチェックしてください。↓↓

https://www.ma-support.co.jp/




仕事人に伝えたい!育成のための【古谷語録】


「誤解は原則、理解は偶然」


 毎回このブログではオフタイムの情報も紹介していますが、今回は私が長年、教育研修に携わってきたなかで実感している一言をお伝えします。

 それは「誤解は原則、理解は偶然」。

 他人に思いや物事を伝えるのは至難の技です。そもそも人というのは、自分の都合のいいようにしか受け取らないもので、誤解されて当然と思っているくらいがちょうどいい。だからこそ、丁寧に分かりやすく、どうすれば伝わるか知恵を絞るのです。ポイントは傾聴、そして相手が分かる言葉で伝えること。理解されたら幸せ! くらいの気持ちでいれば、思いが通じたときの喜びは一入(ひとしお)です。




〜オンラインで週3回 いま必要な学びを届けます〜

マネサポの新サービス『ウェビナーサプリ 

https://www.ma-support.co.jp/news/webinarsapuri-2021newnormal/





posted by 古谷 治子 at 11:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする