2021年02月08日

フルヤハルコ 女性社長のONとOFF vol.40

自分が苦しんできたからこそ。


 2月1314日はライフワークでもある『インストラクター養成講座』です。コロナ禍のいまは、多くの企業様で研修のオンライン化や社内での研修内製化を進められています。

 そこで今回は【社内インストラクター】に焦点を当て、社員教育のプロフェッショナルを目指すプログラム構成となっています。


 そもそも本講座を始めたのは30年以上前、有限会社を興したばかりで、マナー講師として登壇しながら専門学校を中心に営業回りをしていました。

 そのころのマナー講師は客室乗務員出身の方が多く、上品さや美しさが基本でもありました。

 私にはこの現状が物足りなかった。単にカタチを教えるだけでいいのか。いや、ビジネスマナーにはもっと会社を支える力があるはずだと。


 マナーは相手を思いやってこそ成り立つもの。その思いやりがカタチにできれば、経験の少ない若手でも胸を張って会社の看板になれる。自社の社員のマナーや行動は企業の信用となり、営業にも繋がります。

 単なるマナーではなく大企業でも中小企業でも、組織のマネジメントを支える考えや行動を伝授してこそ、プロのインストラクターではないか。

 組織を支えることが自分の使命であり、そのためには自分一人ではなく、「プロ」として企業を支えるインストラクターを育てたいと思ったのです。


 当時はいまほど社員教育の講座がなく、学べる場を探しつつ、研修事業を手がけていた大学教授の助手をしながら2〜3年かけて独自のインストラクションスキルを築き上げきました。

 無給で辛い思いもして、苦労してきたからこそ、同じ思いを抱える女性を助けたかった、そして働く女性の助けとなるスキルを1パッケージで学べる場を作りたかったのです。

 この考えに賛同してくれた東京商科学院専門学校で、「マナーインストラクター」の講座がスタート。当時話題だったリクルートのスクール情報誌『ケイコとマナブ』に1面広告を載せると、スキルを身に付けたい女性が殺到し、週に一度の開催から月曜から金曜まで、フルで開催する大ヒット講座となりました。

 マスから個人へと価値基準が多様化した90年代、時代の波にもうまく乗ったのかもしれません。

 プロフェッショナルとは、高度なスキルが収入の機会になるだけでなく、社会に役立ち貢献してこそ。プロのインストラクターの養成を目指しているからこそ、30年近くも本講座を続けることができているだと自負しています。

 ここから数多くの方が講師として自立し、全国で活躍しているのも私の誇りです。



どなたでも受講できる043.jpg

土日2日間の集中講義です。


マネジメントサポートの不動の人気である『インストラクター養成講座』は、社員教育のプロフェッショナルを育成する講座です。

 講師としての心構えや指導スキル、受講生に伝わりやすい指導のポイントからボイストレーニング、そして講義の組み立てやプレゼン方法まで、2日間の集中講義でお伝えします。

 お勤めの方にも受講していただけるよう土日に開催。今回はコロナ禍であることから社内インストラクターにも焦点を当てて、実践力を高める内容と研修となっています。

 不安な時代だからこそ、自分の身を助けるスキルを! 安心安全のため少人数での開催となっています。ご検討の方はお早めにご相談、お申し込みください。


社員教育のプロフェッショナルを目指す!『インストラクター養成講座2日間』

https://www.ma-support.co.jp/open_lecture/instructor_20210213/

日時:2021213() 14()

   10001600 ※2日目のみ 1610〜ベーシック検定実施

受講料:65,000円(税別) ※検定料含む

講師:マネジメントサポートグループ代表 古谷 治子

会場:ビジョンセンター田町203

posted by 古谷 治子 at 16:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月01日

フルヤハルコ 女性社長のONとOFF vol.39

第3刷決定!


 新年度が近づくと、ビジネスマナーに関する書籍への問合せをいただきます。中でも社員研修資料として好評をいただいているのが『社会人1年目の仕事とマナーの基本』(かんき出版刊)です。2019年に発行し、お陰様で今年も重版出来! 今回で第3刷

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となりました。仕事人としての基本行動が図解、イラスト、具体例で分かりやすく解説されていると、重宝していただいています。

 こうした著作は、これまで40冊以上。思えば、古谷のキャリアは著作とともに始まったと言っても過言ではないかもしれません。


 今から30年以上前、初めての登壇のチャンスを得たのは知人の声がけからでした。「古谷さん、先生やってみない?」。

 2股3股で派遣の仕事とマナー講師のスキル会得を続けていたころ、あるマナー会社の経営者のご主人が声をかけてくれました。当時は事あるごとに人材教育への思いを話していましたが、降って湧いたチャンスに戸惑い、できるか、この私がやれるのか? いや、ここで始めなければスタートはない!と、初の登壇に挑みました。

 研修先は日本電信電話ユーザー協会、一般職向けのマナー研修でしたが、始まる前は、天変地異でも起きて研修がなくなって欲しいと思ったほど。喉はカラカラ、頭は真っ白、笑顔は引きつり、当時のことはほとんど覚えていません。

心臓が飛び出しそうなスタートでしたが、無事に好評を得て、NTTは今でも応対コンクールの審査員を務めさせていただくなどお付き合いが続いています。


 その後も緊張の日々は続きましたが、登壇回数も増え、まずは有限会社を立ち上げて人材育成コンサルタントとして活動を始めました。

 起業したからには仕事を増やさねば。まずは営業をと、マナー教育の需要がありそうな大学や商科の専門学校を訪ね歩きました。

 快く話を聞いてくれる所もあれば、門前払いも数え切れないほど。当時の私は、当然名刺は持っていましたが、看板となるものがなかったのです。

 「何をしてる人? 実績は?」。自信を持って差出せるものが欲しかった。そこで、出会ったのが、今でも仕事仲間で友人のかんき出版Yさんです。

 マナー本を作ろうと複数の講師から話を聞いていたYさん、偶然出会った私が、「訪問先で気をつけるのは3つ、1つは〜」と、話し始めたところ、「分かりやすい、それ、ぜひ一緒に本を作りましょう」と、勧めてくれたのでした。

 当時の私が心がけていたのは、シンプルで分かりやすく話すこと。最初の1分で耳を引きつける話ができなければ、すぐに飽きられてしまいます。

 ダラダラと話すのはNG。【聞いてもらう工夫】を常に考えた話し方が著作のきっかけとなったのです。


 チャンスとは思いがけずやってくるもの。だから躊躇せずに受ける。受けたからには全力を尽くす。その積み重ねが道を開いてくれます。

そして、自分なりの【オリジナル】を持っていると強い。話し方、見た目、アイデア、こまめな行動、スピードなど何でも構いません。人より少しでも楽にできることを強みとして特徴を作っていくと、人の印象にも残ります。

 振り変えれば、看板にと始めた著作がここまで増えていったのも、周囲の協力のおかげです。仲間と苦労しながら形にしていく作業は苦しいながらも楽しいものです。

続く


  O F F  

カレンダーは今年も……


 毎年、カレンダーは京都・三十三間堂の『墨跡つき仏像カレンダー』と決めています。たくさん頂戴する中で、あえて毎年買い求めているのは、諸仏の写真とともに、現代の高僧の墨跡が記されているから。

 未知の言葉も多いのですが、自分なりに解釈していくと、ふとした瞬間に自分を助けてくれます。

 1月の墨跡は、浄土宗知恩院門跡・中村唯眞さんの書「利生」です。利生とは、仏が衆生に与える利益ですが、苦しみもあれば喜びもある。一見辛いと思えることも、与えてもらっていると見方を変えれば、利に変わるかもしれません。

 何事も捉え方次第、影より光を見ることができれば、日々がもっと明るくなるのだと思います。




2000人以上のマナーインストラクターを輩出したマネジメントサポート不動の人気講座043.jpg

『インストラクター養成講座』の開催が近づいてまいりました。

2021年2月13日(土)、14日(日)10:00〜16:00

問合せ、ご相談はこちら↓

https://www.ma-support.co.jp/open_lecture/instructor_20210213/


posted by 古谷 治子 at 11:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月22日

フルヤハルコ 女性社長のONとOFF vol.37

30年前を振り返って


 寒中お見舞い申し上げます。1611283091421.jpg

 マネジメントサポート は2022年に設立30年を迎えます。目標としていた節目を前に、コロナという未曾有の敵が立ちはだかっています。この大きな壁をどう乗り越えるか、逡巡した挙句、昨年末より代表取締役社長から取締役と立場を変えました。後継者に大いに挑戦してもらうと同時に俯瞰した目線で活路を探りたいと考えています。

 そこでこのブログでは、仕事人、そして経営者としてどんなピンチに遭遇してきたか、企業が成長できる寿命は30年と言われる中をどうくぐり抜けてきたかを振り返り、不安な時代を生き抜くヒントを探ろうと思います。


 私は千葉県船橋市の経営者の家に生まれ、多忙な父と伴走するように働く母を見て育ちました。母の口癖は「働かざるもの食うべからず」。兄と弟に挟まれた私も、幼い頃から一生働くのが当たり前だと考えていました。

 短大卒業後にTBSの人事部に入社し、キャリアを求めて中国新聞社へ。さらに人生を自ら開きたいと転職を決意しました。

 リクルートが就職情報誌を創刊したのは1975年、女性専門の転職情報誌「とらばーゆ」の創刊は1980年、転職が当たり前になる時代が来ると感じたものの、当時はバブル景気前、有効求人倍率は0.8倍と1を割る厳しい時代でした。 

 2社受け、5社受け、10社を超えても転職先は見つからず、ついに20社となっても不採用。どこの人事部でも「何ができるのかプレゼンして」と聞かれ、明確に答えられずにいたのです。

 無能さを思い知らされて焦る日々、好き嫌いなど関係なく、スキルを求めて出始めたばかりのワープロを習い、面接で打ちのめされる恐怖に足を震わせながらも活動を続けました。(1982年に東芝から画期的なワープロJW-1が発売され50万円以上もしていた時代です。)

 そんな折、友人から気分転換にと誘われたのが、産能大の女性講師によるキャリアセミナーでした。女性のキャリア形成という言葉など皆無だった頃、「こうして人に何かを教え、元気づける仕事があるのだ」と気づかされたのです。


 仕事とは「1を1.5」にして増やしたり、「1をA」に変換させたり、「0から1」を創出するなどして価値を生み出すもの。そして、その価値が社会の需要と合って、利益となって報酬が得られるのです。

 女性講師から「もう一度頑張ってみようか」と勇気をもらったように、自分の言葉や行動が社会の空気にマッチすれば、自己価値となるのだ……。

 こうして、「教える、支える」が私のキーワードとなったのです。

 そこからは2股、3股の日々でした。1611283097256.jpg

派遣社員として虎ノ門のある企業でワープロを駆使し、研修事業を

手がけていた大学教授を無給で手伝いながらマナー講師のノウハウを探りました。

 研修会社やビジネスマナー講習などまだ世に数えるほどしかった頃ですが、見えなかった道は意識を変えれば浮き出て来るもの。漠然としたキーワードでも事あるごとに周囲に話し続けていたら、不思議と繋がりが生まれてきました。

 こうして、初めて登壇のチャンスがやって来たのです。


 長くなるので今回はここまで。次回は初の登壇から起業までを話せればと思います。

 仕事とは社会のニーズによって生まれるもの、そして、公言することで動かなかった状況が変わっていくケースは多々あります。

 心の中で秘めているだけでは伝わらない、行動し話すことで、必ずどこかに繋がりが生まれてきます。この教訓はその後の私の仕事のカギとなりました。

続く…


  OFF  

海老蔵公演、古典と家族と


 1611283086457.jpg休日はお籠りの日々ですが、1月3日には久々の新橋演舞場へ。市川海老蔵、約1年ぶりの東京での公演です。成田屋のお家芸「毛抜き」に加え、お年玉企画として長女・ぼたんちゃんが「藤娘」を舞い、「橋弁慶」では長男・勸玄くんと踊って魅せました。子供たちの成長の早いこと、そして、父親としての懐の大きさとファミリー感が、コロナの恐怖をひととき和らげてくれました。

 常に新しい挑戦を続ける海老蔵さんですが、今回はあえて古典を追求し、娘、息子に伝統を繋いで欲しいという思いがあったのでしょう。不安な時代だからこそ古


に戻って学ぶ。いつも何かを教えてくれる成田屋の舞台でした。



マネジメントサポートグループ  オンライン新春特別講演

2021年持続可能な経営と働き方」〜私たちはなにをすべきか〜

開催が迫っています。お申込み多数!

申込締切は125日(月)1200まで。


【テーマ】

「カスタマーハラスメント 」「SDGs と女性活躍推進」「リモートワーカーのマネジメント」

【講師】

池内 裕美先生(関西大学社会学部教授)

寺村 絵里子先生(明海大学経営学部教授)

杉山 浩一先生(杉山マネジメント開発(SMD)代表取締役社長)

【日時】

126() 13:0016:30

▼詳細はこちらから▼

https://www.ma-support.co.jp/open_lecture/2021newyearseminar/

posted by 古谷 治子 at 13:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする